第一回
ジョルジョ・ロールミ
声楽コンクール

Prima edizione Concorso Canto Lirico M°Giorgio Lormi

主催「イタリアの風」実行委員会

濃い赤色の円形背景に、金色の装飾が縁取りされているデザイン画像
オペラ劇場の背景に、複数のオペラ歌手の写真が円形に配置されているデザイン画像

イタリアオペラ、歌曲を愛し、
本場で学びたい
声楽学習者を応援します。

コンクールの本来の目的は、
「才能ある人を発掘し、その才能を伸ばすための勉強を続けられるように
支援して、優れた音楽家を育てていくこと」と考えます。

そこでこの度、
研鑽を積むための支援をすることで
音楽文化の発展と向上に貢献できないかと考えて
このコンクールを立ち上げました。

「ジョルジョ・ロールミ声楽マスタークラス2025」に参加を無償にしたり、
渡航費用の負担を軽減することによって、
短期間ではありますが、
本場でイタリアの正当で伝統的な歌唱法、表現法を吸収して
自身の学びを深めて欲しいと願います。

今後、国際的な歌手としての活躍を目指す
あなたの第一歩を応援します。

左上が金色、右下が赤色で、それぞれが対角線で分割されている装飾画像

参加資格

  • 1

    専門的声楽学習経験者。

  • 2

    2025年8月21日〜28日イタリア ミラノに滞在し
    「ジョルジョ・ロールミ声楽マスタークラス2025」
    及び
    8月27日にCasa Verdi で開催されるコンサートに参加可能な方。

    いかなる場合もこれらに応じられない場合、賞は無効となるので注意すること。

  • 3

    コンクールやマスタークラスの様子が
    SNSに主催者により配信されることを了承いただける方。

  • 4

    年齢、国籍不問。

    但し、未成年者はイタリア渡航に保護者が承諾していること。
    また、必要があれば保護者が同伴する意思があること。

参加費・審査費

20,000(税抜)

審査と日程について

本選会結果発表

原 夏海

声種:ソプラノ

藤田真由

声種:ソプラノ

由本 菖

声種:ソプラノ

特別賞

向井洋輔

声種:テノール

本選会

音楽の友ホール 東京

正面に黒いグランドピアノが置かれたステージがあるホールの画像
  • 本選会は公開
    • 当日会場にて入場券2,000円を販売します。
  • ~リハーサル
    • 舞台で簡単な伴奏合わせ、響きの確認をしていただきます。
  • 本選会開始
    • 同日会場にて 結果発表、表彰
  • 伴奏者は各自同伴すること。
  • 譜めくりが必要な場合も各自同伴すること。
  • 審査員から別の曲の一節を歌うよう求められることがあります。
  • 必ず時間までに会場に集合し、スタッフの指示に従ってください。
  • 参加者、伴奏者、譜めくりの方は当然無料で入場できます。

演奏曲目・演奏時間

楽曲

イタリアオペラからのアリア
もしくは
イタリア人作曲家による歌曲
(概ねトスティ以前)を一曲自選。

予選、本選いずれも10分以内とする。

  • 全て暗譜で演奏すること。
  • オペラアリアにほカヴァティーナ、アリエッタ、ロマンツァも含める。
  • レチタティーヴォ、カンタービレ、カバレッタなどが伝統的に演奏される曲は、併せて演奏すること。
  • 歌唱に支障の無い程度に前奏、間奏、後奏、繰り返しはカットして規定の時間内にまとめること。
  • 伴奏はピアノに限る。

表彰

「ジョルジョ・ロールミ
声楽マスタークラス2025」
受講料全額免除

ミラノのCasa Verdi での
披露コンサートへの出演

豪華な内装のホールで、赤い座席が整然と並んでいて天井にはシャンデリアが複数吊り下がり、柔らかな光で室内を照らしている画像
シンプルな白い壁の部屋に、黒いグランドピアノが置かれていて、ピアノの左側には、白い折りたたみ椅子が数脚並べられている画像

無料提供

日本⇔ミラノ往復航空券
ミラノ宿泊施設

「ジョルジョ・ロールミ
声楽マスタークラス2025」
受講料全額免除

ミラノのCasa Verdi での
披露コンサートへの出演

豪華な内装のホールで、赤い座席が整然と並んでいて天井にはシャンデリアが複数吊り下がり、柔らかな光で室内を照らしている画像
シンプルな白い壁の部屋に、黒いグランドピアノが置かれていて、ピアノの左側には、白い折りたたみ椅子が数脚並べられている画像

無料提供

ミラノ宿泊施設

「ジョルジョ・ロールミ
声楽マスタークラス2025」
受講料全額免除

ミラノのCasa Verdi での
披露コンサートへの出演

豪華な内装のホールで、赤い座席が整然と並んでいて天井にはシャンデリアが複数吊り下がり、柔らかな光で室内を照らしている画像
シンプルな白い壁の部屋に、黒いグランドピアノが置かれていて、ピアノの左側には、白い折りたたみ椅子が数脚並べられている画像

イタリア渡航・滞在費援助金として
50,000円(渡航確定後提供)

第6位までの入賞者全員に
賞状が授与されます。

注意点

第3位までの賞は
「ジョルジョ・ロールミ声楽マスタークラス2025」に参加できない場合、
全て無効となります。

また、上位入賞者が辞退した場合も順位の繰り上げはありません。

審査員のプロフィール

審査員長

ジョルジョ・ロールミ

ミラノ・スカラ座アカデミーで学び、また数々の歴史的名歌手を生み出した名指導者ヨーパルト女史の元で研鑽を積んだ。1971年に一流オペラ歌手の登竜門と言われたブッセートのヴェルディコンクールで第1位、同時にカルロ・ガレッフィ賞、Noce d’oro賞、ライオンズクラブ賞、ミラノ・スカラ座特別賞を授与される。 スカラ座にオペラ「ドン・パスクアーレ」のマラテスタ役でデビュー後、数々のオペラに出演。またヴェネツィア・フェニーチェ劇場をはじめとするイタリアの主要な歌劇場の他、ヨーロッパ各地の歌劇場で活躍。アメリカでもケネディセンター、メトロポリタン歌劇場などで活躍し、「リゴレット」リゴレット役、「仮面舞踏会」レナート役で出演、「スティッフェリオ」スタンカー大佐役ではプラシド・ドミンゴと共演した。その他、アンジェロ・ロッフォレーゼ、ジュゼッペ・ディ・ステーファノ、アルフレード・クラウス、カーティア・リッチャレッリ、レオ・ヌッチ、レナート・ブルゾン、ニコライ・ギャウロフ等の名歌手、クラウディオ・アヴァド、ジェームス・レヴァイン、リッカルド・シャイー等の名指揮者、ローランド・ニコロージ、ヴィンチェンツォ・スカレーラ等の名ピアニストと共演した。戦後イタリアオペラ黄金期に活躍したイタリアを代表するバリトン歌手の一人であり、正当にして伝統的なイタリアの歌唱法を伝えることのできる貴重な存在と言える。

ジョルジョ・ロールミの画像

小林大作(東京学芸大学教授)

東京藝術大学大学院修士課程修了。文化庁オペラ研修所第11期修了。文化庁派遣芸術家在外研修員として一年間イタリア(ミラノ)にて研鑚を積む。2001年イタリアのターラントで行われたローランド・ニコロージ国際声楽コンクールにおいて特別奨励賞を受賞。声楽を松浦健、平良栄一、高橋大海、ジョルジョ・ロールミの各氏に師事。
特にイタリアオペラを中心に、その高い音楽性、スタイリッシュな演技は常に高く評価されている。現在、東京学芸大学教授。レッシュマスター級トレーナー。日本声楽アカデミー正会員。二期会会員。

小林大作の画像

西雪文子ayako nishiyuki

ミラノ在住ソプラノ歌手。1997/98年度ロータリー財団奨学生としてイタリアに留学。ノヴァーラ市コッチャ歌劇場でオペラデビュー。イタリア国立ミラノヴェルディ音楽院在学中からノヴァーラ市大聖堂付属音楽院での講師を務め、国内外の様々な舞台に立ち、現在もバルバラ・フリットリのもとで研鑽を積み演奏活動を続けている。第3回ミネルビオ国際音楽コンクール声楽部門ファイナリスト。2017年より世界中の一流音楽家からアマチュア音楽家まで、幅広い層の音楽家が集うA.CLA.MIを運営。

西雪文子の画像

山本隆子takako yamamoto

イタリア政府派遣文化使節ジーノ・ベーキ教授の声楽特別講座の出演受講者に選ばれディプロマを授与される。以後「日伊交歓ガラコンサート」に毎回出演する他、イタリア文化会館‐京都(大使館文化部)主催の「オペラ・イタリアーナ」をはじめとする国内の多くのコンサートに出演。イタリアでも「バルベリーニ宮殿コンサート」、「パヴァロッティ追悼コンサート」、「プッチーニ生誕150周年記念コンサート」等の各地の市や文化協会等が主催するオフィシャルなコンサートに出演。2017、2023年にはミラノのカーサ・ヴェルディで演奏し、師匠のジョルジョ・ロールミ氏と共演した。またアメリカでは2012年の「蝶々夫人」蝶々夫人役でのオペラデビュー以来、2013年「トゥーランドット」リュウ役、2014年「ランメルモールのルチア」ルチア役、2015年「椿姫」ヴィオレッタ役でオペラ出演の他、コンサートや教会のミサでも演奏。また「イタリアの風」実行委員会を主宰し、毎年イタリアから演奏家を招きコンサートAmo Italia! を企画開催出演。日本イタリア会館の「カンツォーネ特別講習会」講師。2002年滋賀県文化奨励賞受賞。声楽をジョルジョ・ロールミ氏に師事し現在も研鑽を続けている。演技をローマで(故)マルチェッラ・ゴヴォーニ氏に師事した。

山本隆子の画像

申し込み方法

金色の円形背景に、白いビデオカメラのアイコンが中央に配置されている画像

動画をYoutubeに
限定公開に設定してアップする。

(動画提出受付期間:

アップする際タイトルに、氏名と曲名を入力。
※動画は審査員と事務局以外に公開されることはありません。

金色の円形背景に、白いテキストと鉛筆のアイコンが描かれている画像

参加申込書を記入する。

参加申込書に規定の事項を記入し、顔写真のある身分証明書(学生証、運転免許証、パスポート等)のコピーとともに当会サイトに送ってください。
申込書に審査動画のYoutubeのリンク(動画のURL)をはり、講評の希望の有無も記入してください。

参加料は、下記の口座に送金ください。

北おおさか信用金庫 茨木東支店
店番016
(普通預金)口座番号2161159
「イタリアの風」実行委員会 代表 山本隆子
送金料はご負担ください。

金色の円形背景に、白い封筒のアイコンとチェックマークが描かれている画像

入金確認後に、
申込完了メールをお送りします。

動画を審査し、4月10日に結果発表。
希望された方には講評を送ります。
予選通過された方には本選会の案内を送ります。